仕事で出会ったお客さんの中に、自己愛性人格障害の方がいました。
色々勉強をしながら、対応していく日々のブログです。
ほぼ愚痴にかたよってしまいそうです。

2012年06月23日

自己愛性人格障害の人は、恩を売りたがる

マイケルさんは、人に何かをおごりたがります。
少々書き方が悪いですが本当におごりたがるのです。

大きいものから小さいものまで、ありとあらゆるものを
ありとあらゆる人たちにおごろうとします。

それだけを聞いたり、切り取ればとてもいい人のようですよね。


マイケルさんは私たちのお店にも
いろいろなものを買ってきてくださいました。
その都度お断りしていたのですが、マイケルさんは
「いいから受け取って!」「僕はそういうことをするのが喜びなんです」
「困っていると思ったから用意したんです、受け取ってください!」
と置いて帰られます。

その後マイケルさんの腹の虫の居所が悪いときには、必ず言われます。
「俺はこれだけのことをしてやったのに!」「恩を仇で返された!」
「お前は最低の人間だ」「人の好意を裏切るのか!」


本当はこう言われるのを分かっているから受け取りたくないのです。
いろいろなことをご厚意でしていただいた立場上、
そんなことを言ったり思ったりはしてはいけないのですが。

こちらももちろん『してもらって当然』
『あなたが好きでやったんでしょ?』とは思ってはいません。

しかし必要以上に「これだけしてやったのに!」と責められれば、
「だったら、してくださらなくてもよかったんですが」
「だからお断りしたんです」と思ってしまいます。


マイケルさんは『おごる』という行為自体に幸せを見出してはいないのです。
物をおごること、恩を売ることで、
周りの人がマイケルさんに、
頭が上がらない状況を作っていくことが幸せなのです。

「これだけやってやったから、俺を裏切るようなことは
できないだろう」というのが安心感につながるのです。

そうやってマイケルさんの周りはイエスマンだけになり、
マイケルさんに意見できる人はいなくなります。
マイケルさんの交友関係に『対等』という文字はありません。


人に対して何かをするとき、見返りを求めてはいけないのです。
しかしそれは本当は難しいことで、
私自身できているかと言えば、できていないと思います。
やっぱり好かれたいとかいい人に思われたいって
思っちゃうときもあります。


でも相手が笑ってくれたら、ありがとうって言ってくれたら、
やったことに気付いてくれたら、
それでいいんじゃないかな、と思います。

きっとその相手も自分に対して、
笑顔になれるような何かをしてくれているはずですから。

そこに気付けず、「なんで俺(私)ばっかり!」「恩知らずなやつ」と
腹を立ててしまうことは、とても悲しいことです。
本当に自己愛性人格障害の方は、
相手からは一つもお返しがないと思っているのでしょうか?


いろいろやったのにも関わらず、
打っても響かない、何もリアクションが返ってこない、
だから腹が立つと思うのなら、
それは相手と自分が合わなかっただけのことです。

自分だけが全く正しいわけではありません。
きっと自分と合わなかったその相手も、
自分じゃない誰かと波長が合うのだと思います。


少々お話が脱線してしまいましたが、
自己愛性人格障害の方にとって恩とは
相手に売るためのもの。
一般的な感覚では、恩は受けた側が感じるためのもの、なんです。

posted by ケイト at 19:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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